コットンパッキングや爪の矯正とは違い、フェノール法は巻き爪の手術です。手術と聞くと身構えてしまうものですが、フェノール法の場合、入院が必要というわけではなく、手術時間は麻酔を含めて30分程度。もちろん、手術する爪の本数が多ければ多いほど時間はかかりますが、手術は診察ベッドで行なわれますし、そうおおげさなものではありませんので、安心してください。

では、どんな手術かというと、局所麻酔を使い、爪の根っこである爪母(そうぼ)の部分から爪の両端を切り取ります。爪母から切り取ってしまえば、基本的にはその部分の爪ははえてきません。このため、巻き爪が起こりませんし、痛みもなくなるというわけです。そのときにフェノールという消毒液を使用することから、この手術はフェノール法と呼ばれています。

この方法では爪を切り取る部分は数ミリ程度ですが、爪の幅が狭くなるため、ほかの爪とくらべてみると見た目に違和感があるというデメリットがあります。また、手術の効果は100パーセントというわけではなく、爪母から切り取ったとしても、爪が再生されることもあります。

ただ、手術直後から痛みはなくなりますし、巻き込みの度合いが強い爪や分厚い爪、化膿している場合でも手術することができます。巻き爪を矯正しようとすると少なくとも数ヶ月はかかりますが、フェノール法だと比較的はやく効果があらわれるというのも見逃せません。また、フェノール法は健康保険が適用になります! これもフェノール法の大きなメリットです。



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