巻き爪と似た症状で、陥入爪(かんにゅうそう)という病気があります。陥入爪も巻き爪同様、爪が変形してしまう病気ではあるのですが、巻き爪の場合、爪の両端が皮膚側に巻き込んでしまうのに対し、陥入爪の場合は爪の角がトゲ状になって、それが皮膚に食い込んで炎症や化膿を引き起こします。

陥入爪と巻き爪を併発している場合も多く、陥入爪だけであれば、トゲ状になっている爪の角をカットすると炎症もおさまり、痛みもなくなるのに対し、巻き爪も併発していると、カットした爪が伸びたときに巻き込みが以前よりも大きくなって、治療が難しくなってしまいます。

また、爪白癬(つめはくせん)と巻き爪を併発している場合も少なくありません。爪白癬というのは、爪の水虫のことで、手の爪よりも足の爪にみられる場合がほとんどです。どんな症状かというと、爪が黄色っぽい色や白濁した色になり、爪の先端部分が硬質化して厚みが出てきます。水虫というわりには、痛みやかゆみ、炎症などがないことも爪白癬の特徴のひとつです。でも、巻き爪との併発の場合、分厚い爪の両端が皮膚に食い込むわけですから、激しい痛みや炎症を引き起こすことになります。

ちなみに、爪白癬にかかっている人は、国内で500万~1000万人はいるだろうとみられています。

「そんなにいるの?」とちょっとびっくりしたのですが、実際に治療を受けているのは、そのうちの5分の1程度だとか。巻き爪の治療をしに病院へ行き、はじめて爪の水虫にかかっていると知らされるケースもあるくらいです。痛さやかゆみがないため、爪がちょっとくらい変色してもあまり気にはならないのだと思いますが、私も心配になって足の爪をまじまじと見て、チェックしてしまいました(笑)。みなさんはだいじょうぶでしょうか。



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