巻き爪は、読んで字のごとく、爪が巻いた状態になる病気です。弯曲爪(わんきょくそう)とも呼ばれ、爪が弓なりになって両端が皮膚に食い込んでしまい、そのため、指先のほうから見ると爪が「の」の字のかたちに見えることもあります。手の爪が巻き爪になる人もいますが、やはり多いのは足の爪。なかでも親指が巻き爪になる人が非常に多くみられます。私の場合も、左右両方の足の親指が巻き爪になりました。
日本人は靴を履く生活をするようになり、巻き爪が一気に増えたといわれます。といいますのも、巻き爪の原因のひとつは、窮屈な靴を履くことにあるからです。巻き爪がもっとも多いのが20代の女性です。これも、細身で窮屈なパンプスをよく履いているからかもしれませんね。実際、私も10代後半ごろから、つま先が細いパンプスやヒールばかり履いていました。靴による圧迫をいちばん受ける親指が巻き爪になってしまったのも、納得がいくというものです。
ただし、巻き爪は若い女性だけに限ったことではありません。男性でも巻き爪になる人はいますし、女性でも40代、50代と年齢を重ねるごとに徐々に巻き爪になっていったという人もいます。日本人の1割は巻き爪だともいわれますから、意外と巻き爪人口(?)は多いようですよ。
私の場合、歩いているとき、足の親指がズキン!と激しく痛むことが増え、病院に駆け込んだという経緯があります。痛みに関しては、皮膚に食い込んだ部分が化膿して、歩くこともままならない状態になってしまう人もいる反面、爪が巻きはじめても、まったく痛みを感じない人もいます。痛みがないというのは一見いいことのように思えますが、自覚症状がないまま病気が進行するということ。痛みがない巻き爪のほうが、実は怖いのかもしれませんね。
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